保育士資格取得のすすめ|産休・育休中に⭐️子育てママに

こころの時間

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産休・育休中こそ資格取得のチャンス

「産休・育休中に資格なんて無理…」と思っているかも。
でも実は、この時期こそ資格取得に向いています。

私は実際には、コロナ禍で仕事(その時は教育・療育関係の仕事をしていました)が自宅待機となった半年間に「せっかくだから何か勉強しよう」と思い立ち、保育士試験の勉強を始めました。そして一発合格。

その勉強の中で何度も感じたのが、

「これ、子どもを育てる前に知っておきたかった!」

ということです。
子どもの発達や病気、遊びの意味など、育児に直結する知識が体系的に学べるため、先に学んでいたらもっと違う子育てができたのではと強く思いました。

そして、各教科6割で合格、合格教科は持ち越せるなど、複数回受験すれば合格のハードルは意外と高くないのです。

だからこそ、これから子育てを始めるママや、産休・育休中のママにぜひおすすめしたい保育士資格の勉強。


保育士資格がママにおすすめな理由

子育てに直結する知識が学べる

発達心理学や小児保健、子どもの食と栄養など、育児に役立つ内容を網羅的に学べます。
知っているかいないかでは子供への接し方も変わるし、日常の離乳食や子どもの食事作りにも大きく影響があります。

国家資格で働き方の選択肢が広がる

保育士資格の所持は、保育園だけでなく、療育施設・学童・放課後デイなど幅広い現場で優遇されます。ライフステージに合わせて柔軟に働ける点も魅力。人が足りない現場では、保育士資格を持っているだけで優遇されます。働くつもりはなくてもお守り的な安心感になりますよ。

独学でも低コストで挑戦できる

私はYouTube(おすすめは「ほいくんの保育士ちゃんねる」)、無料暗記アプリ、テキスト代、受験料、勉強しない息子が放り出しておいた蛍光ペンと使いかけのノート😛だけで合格しました。有料講座は不要です。コスパのいい国家資格ですね。
私の周りでも40代、50代の方でも1〜2回の受験で合格して、すぐに保育の現場に出ている方が複数人います。「使える」資格です。


保育士試験の基本情報(2025年最新版)

  • 実施回数:年2回(前期・後期)
  • 筆記試験科目:9科目(保育原理/教育原理/社会的養護/子ども家庭福祉/社会福祉/    保育の心理学/子どもの保健/子どもの食と栄養/保育実習理論)
          形式:マークシート方式
        時間配分:一般科目は各60分。「教育原理」と「社会的養護」は各30分ずつ
  • 合格基準:各科目で60%以上の得点が必要。特に「教育原理」「社会的養護」は二科目ともに60%以上取らなければ、そのセットで合格とは認められない。
  • 科目合格制度:一度に全科目合格しなくても、合格した科目は3年間有効。実技試験を受けるには筆記の9科目すべてに合格することが条件。
  • 実技試験:音楽/造形/言語の分野から2分野を選択して受験します。1分野は50点満点で、各選択分野で30点以上(6割以上)を取ること + 選択した2分野の合計得点が60点以上。
    幼稚園教諭免許状所有者等には免除制度あり。
  • その他合格率など:最新の合格率は 約29〜30%。受験者のうち、合格者はおよそ3人に1人。
    筆記試験で、「教育原理/社会的養護」のそれぞれの問題数・正答数に関する注意が必要。2024年後期以降は問題文に「正答数」が指定されており、それに応じた選択をしないと不正解とされる。

    試験日程・申込期間等は毎回公式発表をチェックしてくださいね。特に前期・後期ともに出願期間や実技の日程は毎年異なるので要確認です。

(注意:保育士試験の受験資格は、最終学歴や実務経験の条件によって異なります。ご自分に受験資格があるかどうか、まず確認してみて下さい)


保育士試験に必要な勉強時間の目安

一般的には500〜600時間が必要と言われています。
1日30分〜1時間、スキマ時間を積み重ねれば、産休・育休中でも十分に合格を狙えます。

私の場合はコロナの自宅待機期間に時間をまとめて取れましたが、子育ての合間に暗記アプリを使うなど、短時間でも積み重ねたら合格できます。資格のためと思わず、我が子のためと思うとさらに頭に入るかも。


私が半年で一発合格できた勉強法

YouTube「ほいくんの保育士チャンネル」で楽しく学習

語呂合わせや歌が多く、楽しく続けられます。ガリ勉型のyoutuberさんよりも「楽しく覚える」スタイルの方が長続きしました。ただ聞き流すだけでもOK。

暗記アプリでスキマ時間を活用

スマホで気軽に学習でき、外出先や家事の合間にも効率的に暗記できます。「WordHolic!」など、忘却曲線に合わせた復習機能があるものがおすすめ。無料アプリで十分です。

6割合格を意識して完璧を目指さない

保育士試験は6割で合格。ある程度解ければ、難問は捨てること。いつまでもそこを勉強して時間を取られるより、他の科目にいきましょう。100点を取るのを目標としなくて大丈夫です。←これ、重要!

褒めてくれる誰かを頭に思い描く

今日はこれをやったよ、何点採れるようになったよ、と報告出来る家族に見守ってもらうのも良いかも知れません。ただ、私の場合は職場の大好きな上司に「お休みの間に資格とっておきました!」とサプライズしたくて、サボりたい時も頑張れました。そんな思いがあると頑張れますね!


産休中・育休中におすすめの保育士試験テキスト

独学なら、初心者向けでイラスト多めのテキストが安心です。
私は「福祉教科書 保育士 完全合格テキスト 上下」を活用しました。要点が整理されており、飽きずに効率よく勉強を進められました。

問題集も同じく「福祉教科書 保育士 完全合格問題集」。こちらを3周くらい出来て、物足りなかったらもう1冊他のものを使うのもいいと思います。ただ、一冊を虫食い状態で、マスターしないまま他の問題集をするのは無駄でしかありません。


まとめ|子育てママにこそ保育士資格はおすすめ

私は「コロナで自宅待機中」という思いがけない時間に保育士試験に挑戦しました。
そして勉強の中で強く感じたのは、

「子育て前にこの知識を知っていたら、もっと心に余裕をもって育児ができた」

ということです。

産休・育休中は育児に専念する時間ですが、同時に自分の未来の働き方を準備できる大切な期間でもあり、それは子どもの幸せにも直結します。
保育士資格は育児にも役立ち、キャリアの武器にもなる一生ものの国家資格。

「いつか取ろう」ではなく、子育ての前だからこそ始めてみませんか?

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